KEKスーパーコンピューターシステムの紹介
高エネルギー加速器研究機構では、 スーパーコンピューターシステムを運用しています。
KEKスーパーコンピューターシステムは、システムA (日立 SR16000 モデルM1)、 システムB (IBM Blue Gene/Q)の2つの計算サーバーを中心とした複合システムです。
システムAは2011年9月1日より2012年1月末までのデータセンターでの運用を経て、 2012年3月1日よりKEKでの運用を開始いたしました。 システムBは2012年4月1日より運用を開始いたしました。
システムA
システムAの計算サーバは、日立製作所スーパーテクニカルサーバ SR16000 モデルM1 (7月15日:日立製作所ニュースリリース)です。
以下のような性能を持っています。
◆ 総理論演算性能: 54.9 TFlops
◆ 総主記憶容量: 14 TB
◆ ノード数: 56
◆ ノードあたりの理論演算性能: 980.48 GFlops
◆ ノードあたりの主記憶容量: 256 GB
◆ ノードあたりのコア数: 32
◆ プロセッサー: POWER7 3.83GHz
◆ 磁気ディスク装置: 546 TB
システムAはノードを単位とした共有メモリ型の並列計算、 ノード間のメッセージ通信によるハイブリッド並列計算を行うことができます。 ノード内コアに対する自動並列化コンパイラを備えており、 広汎なタイプの数値シミュレーションに適しています。
システムB
システムBの計算サーバは、IBM Blue Gene/Q です。
以下のような性能を持っています。
◆ ラック数: 6 (うち 3ラックは2012年10月稼働開始)
◆ 総理論演算性能: 1.258 PFlops
◆ 総主記憶容量: 96 TB
◆ ラックあたりの性能:209.7 TFlops, 16 TB メモリ
◆ ラックあたりのノード数: 1024
◆ ノードあたりの性能:204.8 GFlops, 16 GB メモリ
◆ 5次元トーラスネットワーク
Blue Gene/Q は高速ノード間通信を備え、大規模並列計算に適したアーキテクチャで構成されています。
スーパーコンピューターシステムは、本機構の研究に関わる共同研究、 もしくは素粒子・原子核物理学及びそれに関連する分野の共同利用として 研究公募を行っています。 詳しくは「 大型シミュレーション研究」 のページをご覧下さい。
これまでのシステム
◆ KEKスーパーコンピューターシステム 2006-2011